昨夜．．ねちょねちょと．．
腕立て伏せをしていたんですよ
以前より．．ねちょねちょ．．回数が．．
ねちょねちょ．．できなく．．
ねちょねちょ．．なってるな．．ねちょねちょ
最近．．サボり過ぎていたんですよ

さて．．．
ねちょねちょが終わってから．．
柱をぽこぽこ殴っていると．．
腕の付け根から．．胸元に掛けて．．
急に熱くなってきたんですよ
こ．．これは！　新しい力の胎動か！
と期待したのですが．．．熱は数秒で引いて．．．
「うぅ！　なんだこれは！　まさか！
　こんな！　か．．身体が！　お腹が凄く空いた！」
しかし．．良識ある紅子は．．
深夜１時半に何かを食べると言う行為はしなかった！
強烈な衝動を抑え込む理性！
この紅子！　人間として！　大きくなった実感がある！

それはともかく．．．
「画面端でアメリケ軍人がしゃがむ．．その意味を知れ」
という言葉があるように．．
かつて．．画面端でしゃがんだアメリケ軍人は．．．
難攻不落の要塞と言われていました
体格に勝るロシアの半裸男が．．近づく事すらできない！
その圧倒的な戦力差に驚愕したものです
しかし．．その難攻不落の要塞も．．．
数ヵ月後には攻略される事となります
ロシアの半裸男が編み出した．．
新技術．．「歩きスクリュー」と「当たり判定吸引」により
中キックの足先判定を．．吸い込むようになったのです！

それはそれとして．．．
難攻不落の要塞が．．新しい技術により攻略される
というのは世の常ですね
戦国時代には強固な城が作られました
対人防御を極め．．芸術の域まで高まった要塞ですが
大砲の登場により．．有用性が低下しました
究極の城塞を目指して作られた．．．
実際にはコストの制限で究極には届きませんでしたが．．
五稜郭ですら．．船からの艦砲射撃により陥落します

そんなこともあって．．．
サブカルチャーには．．魔王と呼ばれる存在がいる世界があります
肩書は色々ですが．．ざっくり魔王っぽい感じの人達をまとめます
彼らは地下につくられたダンジョンの奥深くに陣取り．．．
プレイヤー達を待ちうけます！
数多の強力なモンストルや．．極悪非道の罠により守られた！
まさに！　難攻不落の要塞！

それはそうと．．．
実際のところ．．．かなり辛いと思うんですよね
ダンジョンでの生活って
まず地下深くなので．．光が届かないです
電気がひけないですからね
明りは蝋燭．．と言いたいところですが．．
換気ができないですから
蝋燭は非常時にしか使えません！　常に暗い状態です！
次に気候ですが．．穴の奥なのでジメジメです
地上で豪雨でも降ろうものなら！　大変ですよ！
もうね！　雨が染み込んでくる！
ザコから幹部！　魔王御自ら！
バケツと雑巾で走り回って拭きとらないと！
しかもじわじわくるので．．
雨が止んでもしばらくは．．その状態が続きます

そんなこんなで．．．
食料だって大変ですよ！　
じめじめしてるので．．保存はきかないし．．
火を使えないので．．加熱調理はできません！
もうね！　乾パンと缶詰ばかりです！
たまには贅沢にピザだのピッツァだの取ろうとしても！
難攻不落のダンジョンを潜り抜けて届けられた時には
ひんやりしてますよ！　ひんやり！
硬くなったピザだのピッツァに齧りつく寂しい食生活！
魔王だって涙が出ちゃう！　

それはそれとして．．．
食べたら食べたで．．大変な事がありますが．．
そこはちょっと見ないようにしておいて．．
娯楽もありません！
地下深いですからね！　
電波が入らないからスマフォは使えないし！
回線が引けないからネットもダメ！
本くらいですけど．．毎日毎日．．魔王がラノベ読んでるとか！
思春期の高校生かって感じですからね！

それはさておき．．．
難攻不落のダンジョンを攻略して魔王を倒す
そんな事しなくてもいいんです！
川をせき止めて．．水攻めすれば
半年もすれば根を上げて出てきますからね！
出てきたところを船からの艦砲射撃で一網打尽です！
魔王様も穴に籠ってるだけではなく．．
世間様をもっと拝見なさってくださいませー！