ん．．．風邪をひいてしまいました
否！　風邪ではない！　紅子は風邪をひかないから！
寒気がして．．熱っぽくて．．頭痛が酷くて．．間接が痛いだけ！
この症状から判断できるのは！　．．仮病？　
あぁ！　仮病か！　なるほど！　安心しました！

さて．．．
熱といっても．．３９度はなさそうなので．．
普通にシゴトに行ってますよ
ふわふわ気分でシゴトしてたら！　なんといきなり！
意識がぼんやり薄れて！

それはともかく．．．
いくつかのシーンがフラッシュバック！
新作のプロットができた！
異世界．．もうひとつの現代日本に飛ばされた
優等生で理想主義の女子高生が．．．
苦しみながらも．．その思いを強く貫こうとする感じ！
今流行の異世界転生モノですよ！
無力でちっぽけな主人公が．．そのひたむきな理想を貫く事で．．
周囲を変えていくアクション重視の作品！
趣味に走って．．百合っぽい話にするんだ！
タイトルは．．『パラレル・ＪＫ・ストレンジ』みたいな
ちょっと薄っぺらいのにしようかな
内容が重いからなぁ
よし！　帰ったら細部を煮詰めるぞ！
今．．仕上げている作品のテーマが「贖罪と救済」なので．．
次は「残酷な理想と避けられない犠牲」になるかな

それはそうと．．．
ここしばらく．．．創作の神様からギフトがなかったんですけど
作業がいくつか片付いたので．．贈ってくれた感じですね
ありがとう創作の神様！　できれば風邪治して！　
違う．．風邪じゃないよ！　仮病だよ！　仮病治して！

それはさておき．．．
天才指揮官が．．思いもよらない奇想天外な作戦を立て．．
悪の大帝国軍を撃破！　その名を天下に轟かす！
．．．みたいな話を書きたいんですよね
剣や弓で戦う世界を舞台にすれば．．なんとなくできそうな気がするんですけど

そんなわけで．．．
かなり前になりますが．．深夜アニメだったかな？
で．．戦争モノのアニメをやっていました
その時しか見てないので詳細は解らないのですが．．．
主人公は遊牧民族で軽騎兵を率いて．．悪い帝国の重装歩兵と戦うのです！
真正面からぶつかると．．騎兵では重装歩兵に勝てないので．．
主人公は一計を案じ．．沼地に重装歩兵を誘い込む
重装歩兵を率いる悪の将軍は．．馬の機動力が失われる沼地に追い詰めたつもりで
果敢に攻めかかろうとしますが．．．
主人公は周囲に伏兵を配置していたのです！
装備の重さで動けない重装歩兵を見事に包囲殲滅！　勝利を収めるわけです！

そんなこんなで．．．
実際のところ．．主人公は戦術の天才みたいな扱いをされているようです
ぶっちゃけた話．．火薬のない時代設定では．．重装歩兵は無敵です
古代ローマ帝国から最強の戦術として．．縦横に兵を詰めて．．．
じりじり圧力を掛ける重装戦術を打ち破る方法は．．．紅子には見つかりません
その作品でも矢や槍を．．盾で亀甲陣形を作って弾いていた（実際の戦術です）ので
これを打ち破る戦術はひとつ．．「より強力な重装歩兵をぶつける」
紅子にはこれしか思いつきませんでした

それはそれとして．．．
フィクションの世界を実際の戦いと比較するのはナンセンスですが
冷静に考えると．．．不思議な点があります
まず悪の帝国軍は重装歩兵で統一されています
重装歩兵は強力ですが．．．ぶっちゃけ足が遅いです
逃げ回られた末に全滅という事もあったくらいです
なので通常は．．軽歩兵を随伴して戦います
最初に弓やら槍を投げて．．距離が近くなったら重装歩兵の後ろに隠れます
そして．．騎兵隊も同時に運用します
「金床と金槌」という基本戦術で．．騎兵と軽歩兵で敵を混乱させ．．
重装歩兵の列に追い込み．．磨り潰すのです
．．何故．．重装歩兵だけで運用した？

それはそれとして．．．
あと戦場となった沼地ですが．．とっても見晴らしがよかったです
何故．．斥候を出さない？　
主人公達の行動を完全に読めていたのに．．．
何故．．先回りさせて．．伏兵を配置しておかない？
沼地で重装歩兵が戦列作るのを．．．ぼんやり見てると思う？
確かに斥候が潰された可能性もあるし．．伏兵を出すと各個撃破のリスクもありますけど
そういうエピソードが．．欲しかったなぁ
まあ見てる時は．．そんな疑問は沸かなかったんですけどね
なんで重装歩兵なのに沼地で戦いたがるのかなってくらいで

それにしても．．．
天才戦略家というのは難しいですね
書く方は．．凡人だし．．作家ですからね
ありがちですけど．．敵に阿呆な手を取らせるしかなくなってしまう
おっと！　待ちな！　仲達先生の悪口は許さないぜ！